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新築戸建て・建売住宅のメリット10選とデメリット10選!わかりやすく解説!

不動産購入の選択肢は、マンション、戸建てと主に2種類あります。

その中でも、中古なのか新築なのかの選択ができます。

今回は、新築戸建て・建売住宅のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。

こんな人におすすめ
  • 建売住宅(新築戸建て)の購入を検討している。
  • マイホーム購入で失敗したくない。
  • 新築と中古の違いを知りたい。
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目次

建売新築戸建てのメリット10選

法的な要素がクリアになっているのが新築戸建ての良さ

中古物件を購入する場合、建築基準法に抵触していないかを真剣に調査しなければなりません。

建蔽率を超過していないか、容積率を超過していないか、接道義務は問題ないか、多角的に確認しなければなりません。

建売住宅の場合は、法的な要素はクリアされて建築されます。内見時に気にしなくても良いことは、不動産購入者においては、心理的安全も大きいでしょう。

 

内装と設備が全て新品

なんと言っても、全て新品であること。これが新築物件の超メリットでしょう。

中古だと、知らない人が使った、設備です。せっかくのマイホームは、全て新品にしたい。

そんな人は、建売住宅がおすすめです。

 

権利問題が整っている

目の前が私道の場合、持ち分を持っていればまだ良いですが、持っていない場合には、その道路の通行掘削承諾書が必要です。

通行掘削承諾書がない場合は、道路所有者に交渉をしなければなりません。

建売住宅の場合は、このあたりは全て揃った状態で販売されています。

万が一、無い場合は要注意です。

 

建売住宅の周辺は同世代が住んでいる可能性がある

建売住宅は、複数棟を同時期に販売することが多いです。不動産購入は高齢者が買う可能性は低く、30代~40代がコア年齢です。そのため、自分が買う棟以外の棟を買う人達も、同じような年代になる可能性があります。

同時期に買っていることもあり、近所付き合いもしやすいでしょう。

 

不動産会社の保証がある

新築戸建ては、不動産会社にもよりますが、10年程度のアフター保証があります。

保証があるだけで安心ですね。

 

物的懸念の可能性が低い

戸建てのほとんどは、木造です。場所によっては、湿気が多いエリアもあり、湿気はシロアリが好む環境です。

建売住宅は、当然建築されたばかりの物件なので、シロアリの心配は少ないでしょう。

 

心理的瑕疵の心配が低い

建売住宅の場合は、工事中に死者が出ない限りは、その戸建てで人が死んでいる可能性は低いでしょう。

 

越境や被越境は解消されている

中古戸建てを買う場合、越境や被越境がある場合には、隣接戸建てと覚書を交わすことがあります。

建て替えるときに、越境や被越境を解消してほしい旨の内容です。

建売住宅は、建て替えているため、越境は解消されてますね。

建替えても解消できない越境がある場合には、覚書を不動産会社から引き継ぐことになるでしょう。

 

住宅ローン利用を複数銀行検討できる

住宅ローン利用では、築年数や、法的な懸念が無いかを物件の担保評価として、審査します。

建売住宅の場合は、このあたりは全てクリアになっているので、基本的には、どの銀行も利用可能です。

※買う人の属性審査は別途あります。

 

すぐに入居できる

建売住宅の場合は、空室なので、すぐに入居が可能です。急いで家を買う人は少ないとは思いますが、早く住めるのは嬉しいですね。

 

建売新築戸建てのデメリット10選

間取りはどの物件も似ている

建売住宅は、どの物件も似たような間取りになりがちです。

個性を出すよりも、どんな人にも無難に検討しやすく、尖らない標準的な間取りにしています。

 

中古物件に比べると高い

当然、中古物件に比べると、新築の価格は高くなってしまいます。

※しかし、中古物件は、修繕費がかかってしまう可能性があります。

 

中古はデザイン性の高い物件がたまにある

中古物件の場合は、注文住宅で建築されている物件もあるため、中にはデザイン性が高い物件があります。

無垢フローリングを使っていたり、設備が高価であったり、壁が塗装だったり、天窓が付いていたり、考え抜かれた間取りだったり、中古物件には、建売では到底叶えられないような物件が存在します。

 

建売はそのエリアのマックス価格

建売住宅を買って、万が一将来売る場合は、中古になるので、価格が下がる可能性が高いです。

建売時点では新築なので、そのエリアでマックス価格でしょう。不動産や築年数が価格に与える影響は大きいです。

不動産の全体相場が上がるなどの状態にならない限りは、買った価格よりは安い価格になるでしょう。

 

網戸やカーテンレールなどは設置されていない

建売住宅のほとんどは、網戸やカーテンレールは設置されていません。

必要な場合は、追加工事で依頼することになります。その分、費用がかかります。

網戸についてはこちらページをご参照ください ⇒ 建売住宅は網戸がないことは普通なのか?設置費用は?標準仕様ではないのか? – 土地と戸建ての住宅メディア

 

中古ほど数がないため立地は選べない

当然ではありますが、中古は数が多いので、駅に近い物件や便利な場所の物件も選び安いです(立地が良いとその分高いですが、、)。

建売住宅の場合は、中古に比べて数が少ないので、中古に比べると立地を選べる要素は少ないです。

 

似たような外観が多い

建売住宅は、外観の仕様が似ているものが多いです。個性を出したい人には向いてません。

 

居住者がいないので近隣のことを聞くことができない

居住者がいると、近隣に住んでいる人が何歳くらいの人なのか、家族なのかなどを直接聞くことができますが、建売の場合は住んでいる人がいないので、聞くことができません。居住者の生の声は、買主にとっては嬉しい情報だったりするので、建売の残念なポイントではあります。

 

設備は注文住宅に劣る

注文住宅の場合は、深型食洗器があったり、好きなキッチンを入れたり、広い浴室を採用したり、自分で好きなものを入れられる利点があります。

建売住宅は、選ぶことはできないので、注文住宅に比べると設備のグレードは劣ります。

 

道が狭い可能性がある

建売なので、前面道路は4m以上あるでしょう。しかし、その物件までたどり着くまでの道のりで狭い道があるかもしれません。

その場合は、車の運転の難易度が高いこともあるので、購入前に運転可能であるかどうかは確認しておきましょう。

 

建売住宅がおすすめの人

こんな人におすすめ
  • 間取りにこだわりは多くない
  • コスパ重視
  • 新品がいい
  • 不動産を買うことへの漠然とした不安がある

 

建売住宅がおすすめではない人

こんな人におすすめ
  • 間取りにこだわりたい人
  • 予算に余裕がある人

 

まとめ

建売住宅は、基本的には、メリットが多いですが、デメリットもちゃんとあります。

とは言え、建売は、新しく建築しているので、心配事項が少ないです。

境界、越境、インフラなどの物的懸念

権利関係が複雑になっていたり、道路持ち分がないなどの権利懸念

建築基準法に抵触していないかなどの法的懸念

多角的にクリアされて建築されています。不動産購入初心者の人には超おすすめの買い方です。

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