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新築戸建て内覧会や内見のチェックリスト16選!建売住宅でも油断できない

中古戸建と違って、新築戸建ては、権利の部分や、建築基準法の部分はある程度クリアになってから販売されています。

その為、中古と比べると、チェックする項目が少なく、初心者向けの不動産とも言えます。

しかし、新築戸建てであっても、チェックしなければならない項目は多く、油断はできません。

今回は、チェックリストをまとめてみました。

こんな人におすすめ
  • 建売住宅(新築戸建て)の購入を検討している。
  • マイホーム購入で失敗したくな。
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目次

土砂災害警戒区域に入っていないか

土砂災害警戒区域は、2つの区域に分けられます。

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)です。

どちらに該当しているとしても、戸建ての場合は、災害リスクをモロに受けてしまうため、できれば避けたいリスクです。

 

接道している道路は私道か公道か

建物に接道している道路が私道の場合は、前の道路の持ち分をも一緒に購入する可能性があります。

持ち分を持つということは、その道路に地割れが生じたり等、修繕工事が必要になった場合は、所有者と話し合いの上、費用出費して、修繕工事をしなければなりません。

公道の場合は、市、県、国が修繕工事を実施するので、建物所有者に請求が来ることはありません。

接道している道路が、公道であることは資産価値が高いとみなされるため、売買価格も私道よりも公道のほうが高いです。

 

網戸が付いているかどうか

ほとんどの新築戸建てでは、網戸はついていませんが、念のため確認しておきましょう。

追加工事を発注する場合には、その分工事費がかかります。

 

宅配ボックスがあるかどうか

宅配ボックスが付いていることが当たり前です。ついていない場合で、設置する場合は費用が発生します。

確認しておきましょう。

 

洪水ハザードマップに該当していないか

戸建ては浸水被害が起きてしまった際には、被害を受けやすいです。

川に近い場合には、浸水被害を受ける危険性があるため、確認しておきましょう。

 

玄関が道路と高低差があるかないか

玄関部分が、道路よりも地下に下がっている場合には、浸水被害を受けやすいです。

また、大雨のときに、側溝で排水しきれず、玄関まで浸水してしまう可能性もあります。

玄関部分が地下に下がっている場合には、災害リスクを理解した上で購入しましょう。

 

該当地まで車が入れるか

購入検討物件まで、車での出入りはしやすいかは試しておきましょう。

該当地の駐車場に駐車できるかどうかも事前に確認しておきましょう。

 

外壁にヒビが入っていないか確認

ヒビが入っている場合、塗装にヒビが入っているということになると思われます。

不動産会社に伝えて、修繕してもらいましょう。

 

販売棟数と価格の確認と分析

複数の販売がある場合、価格設定に違いがあると思います。

複数棟ある中でも、高い物件と、安い物件がありますが、なぜ、金額に違いがあるのか、不動産屋に聞いたり、ちゃんと考えて、理解してから、買うようにしましょう。

 

洗濯機置場とバルコニーの位置は階は同じか

例えば、洗濯機が1階で、バルコニーが2階にある場合で、洗濯物は外に干したい人は、毎日階段の昇り降りをしなければなりません。

最近は、浴室感動暖房機や、ガス乾燥機、電気乾燥機を利用する人もいるので、外干ししない人にとっては、1階に全部まとまっていて使いやすい利点もあります。

 

カーテンレールが付いているか

カーテンレールはついていないことが多いです。追加工事が発生する可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

 

布基礎かベタ基礎か確認しましょう

高台に位置している物件の場合は、布基礎になっていることも多いです。

最近の建売住宅は、ほとんどの物件でベタ基礎を採用しています。

ベタ基礎は、布基礎に比べて断熱性能が高いです。下記のページを参照ください。

どっちの基礎がいいの?ベタ基礎と布基礎の違いを徹底解剖!|注文住宅の教科書:FP監修の家づくりブログ

 

窓はペアガラスになっているか

建売住宅の場合は、窓はペアガラスで施工されていることが当たり前です。

万が一、ペアガラスになっていない場合には、もしかしたら、断熱に問題が出てくるかもしれません。ペアガラスについては下記を参照ください。

【二重窓(二重サッシ)とペアガラスの違いは?】メリット・デメリットも解説

 

境界杭から見て屋根や雨どい電線等は越境していないか

建売住宅、新築戸建ての場合には、隣地と立ち合いの元、境界杭設置、測量図作成し署名押印まで実施しています。

その為、境界が無いということは、ほとんど考えずらいので、気にしなくてもいいでしょう。

また、越境、被越境についても、ある場合には、隣地と覚書を交わしているはずです。

目視で確認せずとも、不動産屋からの説明事項になるので、あまり神経質に気にする必要はありません。

念のため、境界の場所と、越境、被越境は目視で確認しておきましょう。

 

天窓がついていないか

天窓が付いている場合、明るい雰囲気で、いつも日が入って良い印象になります。

しかし、住む上でのデメリットもあります。

天窓は、窓の隙間から、雨漏りの原因になりがちです。雨漏りが発生して、修繕をしても、数か月後また雨漏りが発生するなんてこともあります。

結果的に、天窓ごとふさいでしまう人もいます。

天窓は戸建て購入では、あまりメリットとは言えないので、気を付けましょう。

 

隣地との距離感を確認しておきましょう

隣の建物との距離感を確認しておきましょう。建売住宅であれば、ギチギチに近く建てられていることは考えずらいですが、注意深く見ておくポイントです。

例えば、隣の戸建ては3階建て、あなたが買いたいと思っている戸建ては2階建てとしましょう。

この場合、隣地の3階からは、あなたの2階のバルコニーや屋根など、全部丸見えになります。

気にしない人であれば、大した問題ではないでしょう。気にする人にとってはちょっとだけストレスかもしれません。

 

周辺を見渡して築浅い物件が多いかどうか

建売住宅の場合は、複数棟の販売が多いです。

内見する物件以外にも、周辺の物件を見渡してみて、築が浅めの物件が多い場合というのは、同世代の人が居住している可能性があります。

同世代に近い人が居住している場合は、子供に友達ができやすかったり、近隣付き合いがしやすかったり等の近隣メリットが大きいです。

反対に築が古い物件が多い場合には、高齢者が多い地域かもしれません。

良く観察するようにしましょう。

 

まとめ

今回は、建売住宅、新築戸建てに限りのチェックポイントを紹介しました。

新築戸建ては、法的な部分や、権利的な部分や、建築基準法の部分はある程度クリアになっているので、好きなお家を買うのが良いでしょう。

不動産屋も中古戸建ではなく、建売住宅を買う人は多いです。おすすめの物件です。

 

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