家を買うときって、どうしても物件そのものに意識が向きがちですよね。
「間取りはどうかな」「日当たりは良いかな」「駅までの距離は?」など、気になるポイントは山ほどあります。
でも、実は多くの人が見落としがちなのが “購入時にかかる諸費用”。
その中でも特に大きな割合を占めるのが 仲介手数料 です。
仲介手数料は、物件価格が高くなるほど金額も跳ね上がります。
にもかかわらず、意外と「相場を知らないまま契約してしまった」という人が本当に多いんです。
この記事では、建売新築一戸建てを購入する際に必ず知っておきたい 仲介手数料の相場 を、わかりやすく丁寧に解説していきます。
読み終わる頃には、あなたも「仲介手数料ってそういう仕組みだったのか」とスッキリ理解できるはずです。
- 新築戸建ての購入を検討している人
- 仲介手数料が高いと思っている人
- 仲介手数料の相場を知りたい人
建売新築一戸建ての仲介手数料の上限とは
まず最初に押さえておきたいのが、「仲介手数料には法律で上限が決まっている」ということです。
不動産会社が自由に金額を設定しているわけではなく、宅建業法という法律でしっかりとルールが定められています。
ただし、ここで注意したいのは「上限が決まっている=必ずその金額を払わなければいけない」という意味ではないということ。
あくまで“これ以上は取ってはいけない”という上限であって、実際には割引したり無料にしたりする会社も存在します。
しかし、多くの人はこの上限額を知らないまま契約してしまい、
「言われた金額をそのまま払うしかない」と思い込んでしまっているのが現状です。
まずは、仲介手数料の計算方法と上限額をしっかり理解しておきましょう。
これを知っているだけで、あなたの交渉力は大きく変わります。
仲介手数料の計算式
仲介手数料の上限は次の計算式で決まっています。
(物件価格 × 3% + 6万円) × 消費税
例えば、3,000万円の物件なら…
(3,000万円 × 3% + 6万円) × 消費税
= 1,056,000円
これが不動産会社が受け取れる仲介手数料の上限です。
建売新築一戸建ての仲介手数料の相場
では実際に、建売新築一戸建ての仲介手数料はどれくらいが相場なのか。
結論から言うと、ほとんどの会社が 上限MAXの金額 を請求しています。
なぜかというと、建売新築一戸建ては価格帯が高く、仲介手数料も高額になりやすいため、不動産会社にとって大きな収益源だからです。
また、買主側も「そういうものだろう」と思ってしまいがちで、疑問を持たずに支払ってしまうケースが多いのも理由のひとつ。
しかし、相場を知っておくことで「本当にこの金額が妥当なのか?」と判断できるようになります。
まずは、一般的な価格帯ごとの仲介手数料を見てみましょう。
仲介手数料の相場(上限MAX)
・3,000万円 → 1,056,000円
・4,000万円 → 1,386,000円
・5,000万円 → 1,716,000円
・6,000万円 → 2,046,000円
・7,000万円 → 2,376,000円
建売新築一戸建ての場合、ほぼこの金額が相場です。
割引してくれる会社もある
「仲介手数料って絶対に満額払わないといけないの?」
そう思っている人も多いですが、実はそんなことはありません。
不動産会社の中には、仲介手数料を割引してくれるところもあります。
ただし、割引率は会社によってまちまちで、すべての会社が積極的に割引しているわけではありません。
割引してくれる会社は、地域密着型の中小企業や、ネット集客に強い会社に多い傾向があります。
とはいえ、割引率は10〜30%程度が一般的で、満額から大きく下がるわけではないことも知っておきましょう。
割引率の目安
・10%割引
・20%割引
・30%割引
このあたりが現実的なラインです。
仲介手数料無料の会社も
そして最近増えてきているのが、仲介手数料無料 を掲げる不動産会社です。
「え?100万円以上の手数料が無料になるなんて怪しくない?」
そう思うのも当然ですが、実はこれは合法であり、仕組みを理解すれば納得できます。
仲介手数料無料の会社は、売主側からもらえる報酬(片手仲介)で利益を確保しているため、買主から手数料を取らなくても成り立つビジネスモデルになっています。
ただし、無料には無料なりの注意点もあります。
サービス内容が限定されていたり、担当者の経験値に差があったりするケースもあるため、事前にしっかり確認することが大切です。
■仲介手数料無料は本当に存在する
・100万円以上の手数料が無料になることも普通
・仕組みを理解すれば怪しいものではない
・ただし注意点もあるので要チェック
仲介手数料無料業者の注意事項はこちら ⇒ 建売購入で仲介手数料無料の危険度MAXなデメリットとは?知ってから買おう – 土地と戸建ての住宅メディア
仲介手数料を支払う時期
仲介手数料の金額だけでなく、「いつ支払うのか」も非常に重要なポイントです。
支払いタイミングを理解していないと、思わぬタイミングで大きな出費が発生し、資金計画が狂ってしまうこともあります。
一般的には、売買契約時と決済時のどちらか、または両方で支払うケースがあります。
特に大手不動産会社は、契約解除のリスクを避けるため、契約時に半金、決済時に残金という形を取ることが多いです。
一方で、中小企業や地域密着型の会社は、決済時の一括支払いが主流です。
あなたがどの会社で購入するかによって支払いタイミングが変わるため、事前に確認しておくことが大切です。
まとめ
建売新築一戸建ての購入では、どうしても物件そのものに意識が向きがちですが、実際には「どれだけ無駄な費用を払わずに済むか」も同じくらい大切です。特に仲介手数料は、数十万円から100万円以上になることも珍しくなく、相場や仕組みを知らないまま契約してしまうと、後から「もっと調べておけばよかった」と後悔するポイントになりやすい部分です。
今回お伝えしたように、仲介手数料には法律で上限が決まっており、多くの会社はその上限MAXを請求しています。しかし、中には割引してくれる会社や、仲介手数料を無料にできる会社も存在します。つまり、あなたがどの会社を選ぶかによって、支払う金額は大きく変わるということです。
また、仲介手数料の支払いタイミングも会社によって異なるため、資金計画を立てるうえで事前に確認しておくことが重要です。家は人生で最も大きな買い物のひとつだからこそ、知識を持って賢く選ぶことが、後悔しない購入につながります。
仲介手数料の仕組みを理解した今、あなたはすでに一歩リードしています。ぜひ、今回の知識を活かして、納得のいく住まい選びを進めてください。
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